日本には四季があり、その時々で景色が変わるので季節の移ろいを感じやすいです。
恒例の行事なんかはより一層、「この時期がやってきたな」と思わせてくれます。

先日、佐原の大祭時にはいつもお目見えするシャトル舟の乗船場が出現しました。
え！もうそんな時期？！
これにはちょっとした衝撃すら覚えました。
年齢を重ねると時間が早く流れるとは聞いていたけど、まさかこんな気づかぬうちに上半期が終わるのか、とちょっと落胆しました。

まだ柳の散髪(剪定)も終わってないのに…
夏祭りまで一ヶ月、でもそうか、もう設置されるよな、と納得したところ、いや待てよ、看板に「佐原の大祭」の文字が無い、何かおかしい。
そうか！
これは千葉県民の日(6月15日)に開催される「ちばみんフェス2025」用のシャトル舟だ、と気づくのです。
今年の県民の日は、香取市でイベントが開催されます。
そのときに、河川敷の臨時駐車場から中橋まで無料のシャトル舟が運航されるのです。
どおりで設置時期がいつもと違うわけだ。
自分の季節の肌感覚が間違っていなくて、少し安心したのでした。

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えになるかとり かとりっぷ
第二百三十二回 もうそんな時期なの？！
文・写真 きのしたまみ
隔週木曜日更新